ある時代の流れの中に存在した、ひとつの研究施設を軸にしたキャラ紹介と物語。「戻る」はブラウザBackかパン屑リスト使用推奨です
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今回はさすがに簡易にしようかと思ったんだけど…
何だか書けそうだから日記だけでも書いておくわね。
満を持した感でジーンよ。
それも当たり前、今日のお題は「もしも魔法が使えたら」。
そりゃもちろん、人間化を選択するに決まってるじゃない?
この指令は、いつもの通り『番外編用12のお題~もしも編~』
「ing+be...」さま(http://xy765.web.fc2.com/)からお借りしてるわ。
**********
そうね、人間化するとしたら、やっぱりあたしのこの美女っぷりを余すことなく表現したいわね。
これまであたしのことを見ていてくれた方には分かってもらえると思うけど、ほら、あたしって大人のいい女って感じがするでしょ?
服はタイトな感じの…ああ、でもそれなりに露出はある感じがいいかしらね?
せっかくのこのボディを隠しちゃうって手はないわ。
ああ、人間化が不完全な形で、耳とか尻尾を残してもそれはそれで美味しいかもね。
マニア受けしそうだし。
案外センとかもそういうのが好きだったりして…?
「……何をぶつぶつ言ってるんだ…」
背後から呆れたようなセンの声が振ってきて、あたしは慌てて振り返った。
びしっとセンを指差して、反射的に反論する。
「人をそんな危ない人みたいに言わないで欲しいニャ!あたしはセンとは違うニャ。独り言なんか全然多くないニャ」
……あれ?ちょっと待って?
何だか言葉遣いが大人の女とは程遠いような…。
「俺だってそんなに独り言は多くは…ない、と思うんだが……。というか、その流れだと俺がまるで危ないみたいに聞こえるぞ…」
半眼で見下ろされて、あたしは…え?
何でセンに見下ろされてるの?
あたしは慌てて自分の姿を見下ろした。
視界で広げられた小さな手、凹凸のまったくない幼い身体。
……やられた。
あたしは愕然と膝をつく。
前に冗談で言ったことはあるけど、まさか本当にやらかすとは思ってなかったわ。
ペタリ、と頭に手をやれば、伏せられた猫耳に指先が触れた。
猫耳幼女……マジ?
ショックを受けていたあたしをどう思ったのか、センが怪訝そうに見ているのを感じる。
あたしは悔しさに滲んだ目で、センを睨みつけた。
八つ当たりだって重々承知してるわよ。
でも、もしかしたらこの男が自分を見下ろされるのを嫌って仕組んだかもしれないじゃない?
それかもしかしたら幼女趣味が…。
「センのバカやろニャー!!!」
あたしは立ち上がって思いっきり頭突きをかますと、よろけたセンをさらに突き飛ばして追い討ちをかけてから、走って逃げた。
こんなのは人間化とは認めないニャ!
責任者出て来いニャー!!
**********
……悪夢だわ。
慌てて飛び起きちゃったわよ。
こんな夢を見たのも、絶対的に背後とセンのせいね。
猫耳幼女…うぅ。
現実にならないことを祈るわ……。
何だか書けそうだから日記だけでも書いておくわね。
満を持した感でジーンよ。
それも当たり前、今日のお題は「もしも魔法が使えたら」。
そりゃもちろん、人間化を選択するに決まってるじゃない?
この指令は、いつもの通り『番外編用12のお題~もしも編~』
「ing+be...」さま(http://xy765.web.fc2.com/)からお借りしてるわ。
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そうね、人間化するとしたら、やっぱりあたしのこの美女っぷりを余すことなく表現したいわね。
これまであたしのことを見ていてくれた方には分かってもらえると思うけど、ほら、あたしって大人のいい女って感じがするでしょ?
服はタイトな感じの…ああ、でもそれなりに露出はある感じがいいかしらね?
せっかくのこのボディを隠しちゃうって手はないわ。
ああ、人間化が不完全な形で、耳とか尻尾を残してもそれはそれで美味しいかもね。
マニア受けしそうだし。
案外センとかもそういうのが好きだったりして…?
「……何をぶつぶつ言ってるんだ…」
背後から呆れたようなセンの声が振ってきて、あたしは慌てて振り返った。
びしっとセンを指差して、反射的に反論する。
「人をそんな危ない人みたいに言わないで欲しいニャ!あたしはセンとは違うニャ。独り言なんか全然多くないニャ」
……あれ?ちょっと待って?
何だか言葉遣いが大人の女とは程遠いような…。
「俺だってそんなに独り言は多くは…ない、と思うんだが……。というか、その流れだと俺がまるで危ないみたいに聞こえるぞ…」
半眼で見下ろされて、あたしは…え?
何でセンに見下ろされてるの?
あたしは慌てて自分の姿を見下ろした。
視界で広げられた小さな手、凹凸のまったくない幼い身体。
……やられた。
あたしは愕然と膝をつく。
前に冗談で言ったことはあるけど、まさか本当にやらかすとは思ってなかったわ。
ペタリ、と頭に手をやれば、伏せられた猫耳に指先が触れた。
猫耳幼女……マジ?
ショックを受けていたあたしをどう思ったのか、センが怪訝そうに見ているのを感じる。
あたしは悔しさに滲んだ目で、センを睨みつけた。
八つ当たりだって重々承知してるわよ。
でも、もしかしたらこの男が自分を見下ろされるのを嫌って仕組んだかもしれないじゃない?
それかもしかしたら幼女趣味が…。
「センのバカやろニャー!!!」
あたしは立ち上がって思いっきり頭突きをかますと、よろけたセンをさらに突き飛ばして追い討ちをかけてから、走って逃げた。
こんなのは人間化とは認めないニャ!
責任者出て来いニャー!!
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……悪夢だわ。
慌てて飛び起きちゃったわよ。
こんな夢を見たのも、絶対的に背後とセンのせいね。
猫耳幼女…うぅ。
現実にならないことを祈るわ……。
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